二番目ということ。

2001年4月30日
今日は、話が戻るけれど、
夏のできごとを書いてみようと思う。

久実さんという彼女がいるのに、
だんだん、電話するのも会うのも
当たり前のようになっていった私たち。
まだ、試験期間中だった私を待って、
七月の終わりにはひさしぶりに出かけることになっていた。
その日の朝、起きて、布団の中で
「今日は孝太と遊びに行ける日だ!」
って思って嬉しくなってたんだけど、
携帯に留守電が入ってた。
「緊急事態。起きたら電話して」って。

それで、電話したら、その日は会えないということだった。
孝太は朝が弱くて、朝電話しても
なかなかまともな話はできない人なんだけど、
その時は、すっごくまじめな声ですぐに電話に出た。
「起きてたの?」って聞いたら、
「今起きた」
って言ってたから、朝が弱くても彼なりに緊張してたんだね。

会えなくなったのは、どういうことかというと、
久実さんは、私より、そして孝太よりも年上で
もう社会人だったんだけど、
その日、たまたま有給もらえたから、ということで。
私は、結局その一日は掃除をして過ごした。

二番目ってこういうこと。
そういうことがだんだんわかっていった。
電話してるときに、孝太の携帯が鳴ると、
私は自然と「私、もう切ろっか?」って言うようになって。
でも、そのあとはどんなに遅くなっても、
久実さんとの電話を切ったあと、電話をくれた孝太。
なんだかよくわからないけど、
私はすごく大切にされてた。

でも、やっぱり二番目って、二番目でしかない。
そして、こういうこと(約束のブッキング)があって
彼の中でも、二股っていうものの認識が深まって変化していったんだと思う。

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